UBI(モンゴル)では、軽油事業を始めました。
これから、不動産業と貸金業を展開する予定です。
モンゴルでの投資や事業に興味をお持ちの方は info@ub-i.co.jp までお気軽にご連絡下さい。


2012年5月14日

モンゴルのニンジャ

モンゴルには、ニンジャ(忍者)という職業があります。

もちろん、人目を忍ぶ仕事であり、正体がバレれば身に危険が及びます。



モンゴルでは、手掘りで金を採掘する人をニンジャと呼んでいます。

なぜニンジャなのかというと、背中にタライを背負っている姿が、
ミュータントタートルズ(ニンジャのカメが活躍するコミック)に似ていることから
そう呼ばれています。

背中にシャベルやツルハシなどの秘密道具を持ち、
深夜や朝方に人知れず活動するニンジャたち。

時には鉱山会社と銃撃戦を交わすケースもあるそうで、
もはやコミックのレベルを超えてかなりシビアな状況なんだそうです。

もちろん、ニンジャは違法です。

金の採掘にはライセンスが必要ですし、土地の所有者もいます。

しかし、
多くの金鉱脈が未開発で、新規の鉱山開発に多くの規制がかかる現状では、
以前よりニンジャが増える傾向にあるようです。


実は、ニンジャの多くは元遊牧民なんだそうです。

冷害による家畜の死亡や近年の金価格の上昇を背景に、ニンジャへ転身。

遊牧民生活では考えられないような所得を得る人もいるそうです。

ニンジャが採掘した金は普通に銀行で換金できますし、
中国や闇市場に流れることもあるそうです。

当然、環境破壊や、
モンゴルの伝統的な遊牧民の生活の存続にも影響を与えるなど、
大きな社会問題になっています。

ゲル地区による大気汚染の問題と同様に、
この原因も貧富の格差にあると思います。

鉱山開発で驚くべき成長を遂げるモンゴルですが、
豊かになる一部の鉱山会社と、その他の中小企業、
ましてや遊牧民との生活格差はますます広がる一方です。

首都ウランバートルでフェラーリやポルシェを見かけるたび、
違和感を感じるのは私だけではないはずです。

少なくとも、ごく限られた人が一部の権益を独占している状況は、
改善させる必要があるのではないでしょうか。



追伸

モンゴルでは、
「ニンジャへ取材に行くと、身ぐるみを剥がされて裸で帰る」とよく耳にします。

そんな中、ロイターでニンジャに密着した記事がリリースされました!!
”Mongolia's "ninja" miners help sate China lust for gold”

私も行けるものなら、一度この目で見てみたいと思っています。


投稿者 jss : 17:55

2012年5月 8日

天下分け目の総選挙

日本ほど社会制度が整備されていないモンゴル。

会社制度や法律が曖昧なことも多く、
管轄する官庁に問い合わせても回答を得られないことがあります。


そんなとき頼りになるのが、個人的な人脈です。

正規の手続きでは物事が進まないことも多いため、
懇意にしている友人たちの力を借りてビジネスするのが一般的です。

特に「政治家とのルートがあること」、これがカギになります。


モンゴルの今後を左右する4年に1度の国政選挙が、
6月28日に実施されることが決まりました。

前回の2008年の選挙では、

現在の与党である人民党(当時の名前は人民革命党)が過半数を獲得したとの報道に対し、
反発した野党支持者が首都ウランバートルでデモを敢行。

その一部が暴徒化して5人が死亡したほか、人民革命党本部が焼き討ちに遭うなどの大規模な暴動に発展。
史上初めてとなる非常事態宣言(夜間外出禁止令)が発令され、軍隊が出動する事態となりました。

※焼き討ち後に再建された人民党本部



今回の選挙は前回以上に熱い選挙戦が繰り広げられています。

先日は、与党を離脱して新党を立ち上げた前大統領のエンフバヤル氏の自宅に特殊部隊が突入、
その場に居合わせた有力者や元横綱朝青龍の前で、前大統領を逮捕するという事件が発生。

それに抗議するデモが発生するなど、すでに水面下では隠し切れない事態にまでヒートアップしています。

今回の勝者が、政府が鉱山開発から得た巨額の利益を配分する権利を持つため、
今後のモンゴルを左右する天下分け目の天王山という状況です。

だれが勝つのか、これが今後のモンゴルに与える影響は大きく、
誰もが選挙戦の行方に注目しています。



投稿者 jss : 15:34

2012年5月 2日

モンゴルのマンション購入事情

モンゴルの大きな社会問題の一つに、
「ウランバートルの大気汚染」が挙げられます。

実は、この社会問題と不動産には関係があるんです。

1. 貧富の差が激しいモンゴル

2. 低所得者層の多くは、生活インフラがないゲル地区で生活

3. 首都ウランバートルを取り囲むようにゲル地区が形成

4. 冬場、ゲル地区で暖房用として焚かれる石炭の煙が、盆地のウランバートルに滞留

5. 視界の悪化や健康被害を引き起こす大きな社会問題に発展



政府も問題解決に乗り出しており、
その一つとして「10万戸供給プロジェクト」が示されました。

インフラの整ったマンションへの移住をサポートし、
ゲル地区の縮小を推進することがその目的です。

具体的には、
個人の住宅ローン組成を国が支援する形でプロジェクトが進行しています。



政府のローンを受けるには、
・モンゴル人であること
・初めてマンションを購入する人限定
・マンションの広さが55平米まで
・現在ローンがないこと
・ひと月の返済額が世帯の月額総収入の45%未満
など。

いくつか制限がありますが、
住宅購入に大きな追い風が吹いています。

一般的に、モンゴルの持ち家志向はかなり強いと思います。

「自分の家を持ち、家族を養い、一族を束ねる存在になりたい。」

見栄を張らずにスマートに生きる生活スタイルとは180度違う、
モンゴルらしい考え方の現れだと思います。

インフレ率が上昇を続けるモンゴル。
不動産を買って小金を稼いでいる人の話もよく耳にします。


そんなモンゴルの不動産を取り巻く状況を反映して、
現在、市内の新築マンションが飛ぶように売れています。

住宅フェアなども開催され、連日の大賑わい。
注目の高さを示しています。

私も、
「初めてのマイホームをモンゴルで購入出来るかもしれない」
と、想像を膨らませています。





投稿者 jss : 17:10

2012年4月27日

建物工事が始まります!!

昨年はマイナス40度を記録したモンゴル。

首都ウランバートルにもようやく春が来ました。
待ちに待った季節です。

冬の間中断されていた工事が再開され、
新しい開発と共に市内の至る所で工事が行われています。


現地のパートナーBurd Construction Co.,Ltdとの共同事業である、
セルべ川沿いマンション開発事業も、
土地の造成・仮囲いを終え、建物本体の工事がスタートします。

完成予定は2013年4月〜6月末。販売は今年の9月から開始する予定です。



すぐ横を流れるセルベ川の護岸工事が現在進行中です。

将来的には、下記サイトのイメージ図にあるような形で整備されることが決まっています。
http://news.gogo.mn/r/102761

近くを通るたびに、マンションが建っている風景を想像するのが最近の楽しみになっています。


※参考(マンション建設に関連する過去の記事です。)
分譲マンション開発
UB市内のリバーサイドマンション建設プロジェクト


投稿者 jss : 16:46

2012年4月18日

仕事への意識

先日、現地に移住した日本人から聞いた話ですが、
「せっかく仕事が身についてきた矢先に、給料だけで転職してしまうモンゴル人が多い」と残念がっていました。

例えば料理人や大工のような専門職であっても、
待遇が良ければ、会社の事務員や公務員にすぐ転職してしまうそうです。

このことを、「モンゴル人は仕事に対する意識が低い」と済ませてしまうのは簡単なことです。

しかし、私は違う側面があるのではないかと感じています。

当社の木村会長は常々、
「私たちの時代は、生きていくことに必死で、否応なしにハングリーになれた。」
と言います。

私はそのような過酷な経験をしたことがないので想像することしかできませんが、
おそらく、今のモンゴルに近い状況だったのではないでしょうか。

ハングリーであるからこそ、一つ、また一つとより良く生きて行こうと、
前を向いて進むのだと思います。

同じ時間働くのなら、より給料の高い方を選ぶ。
とてもシンプルです。

なんせ背中には多くの家族の生活が懸かっているのですから、
迷う余裕すらないのかもしれません。

経営者も同じで、従業員やスポンサーさんの生活が懸かっています。
同じ資本で事業をするなら、よりリターンの大きいプロジェクトを選ぶ。

だとすれば、経営者とは常にハングリーでなければならないし、
仲間を集めるための大きなビジョンも必要になる。

木村会長、竹内社長、瀧本副社長がいつも話されていることですが、
自分への問の答えとして出てきたことが、私にとっては嬉しいことでした。


投稿者 jss : 18:55

2012年4月17日

子供の断髪式

モンゴルの伝統的な子供の行事に、「子供の断髪式」というものがあります。

男の子は3歳か5歳、女の子は4歳か6歳になるまで髪を切らず、
この儀式のときにはじめて髪を切るのだそうです。


先日、私も友人の娘さん(オチラルちゃん4歳)の断髪式に参加させてもらいました。

親戚や仲のいい友人が集まり、子供の成長を祝って少しずつハサミを入れていきます。

髪を切らせてもらったお礼として子供にはプレゼントを渡し、
大人たちは食事を囲んで子供の成長を祝います。





モンゴルでは、頭はとても大切な部分であり、
初めて髪を切ることは、初めてその人の頭に触れるという大事な意味を持っているとのことでした。

かわいい女の子が丸坊主にされることに、私は抵抗を感じていましたが、
頭を剃り上げることでキレイな髪が生えてくるので、悪いことばかりではないそうです。

たくさんの人に見守られて育つモンゴルのつながりの深さを感じ、
私もその輪の中に入れてもらえたことがとても嬉しかった一日でした。


投稿者 jss : 18:51

2012年4月16日

ウランバートルのラーメン屋さん

日本を離れて半年も過ぎたころ。
衝動的に日本のラーメンが食べたくなりました。

ウランバートル市内では、
ファストフードとして袋入りラーメンを調理して出すお店があり、
日本食の高級レストランでラーメンを注文することができます。

でも、私が食べたいのはラーメン屋さんのラーメン。

「そんなラーメン専門店がモンゴルにあるはずない」と諦めかけていた時、
ついに日本スタイルのラーメン店と巡り合うことができました。


店の名前は「RINSENDO(林泉堂)」と「CHIYODA(千代田)」。

どちらもウランバートルの中心地にあります。

特に「RINSENDO(林泉堂)」は秋田にある製麺会社の直営店だとのこと。
http://yakisoba.info/hpgen/HPB/entries/111.html



ラインナップはしょうゆ、みそ、しおなど。

値段は日本円で500円ぐらい。
モンゴル国内のランチ平均の1.5倍ぐらいの金額でしょうか。

他にも餃子などのサイドメニューも充実していました。




さらに嬉しかったのは日本の雑誌やマンガが置いてあること。

しかも割と最近のバックナンバーが揃えてありました!!



夜遅くまで営業していないのが残念ですが、
モンゴル料理に飽きたころに来るのにちょうど良さそうです。


話は変わりますが、
辛さで有名な蒙古タンメンは、モンゴルとは何の関係もないそうです。

こちらでは辛い料理が人気なので、もしかしたら看板通りモンゴルでヒットするかもしれませんね。


投稿者 jss : 18:44

2012年3月27日

モンゴルの証券市場2

今回は、今、世界中から注目を集めるモンゴルの証券市場について、
その概要をご紹介します。

モンゴル国内の証券会社「フロンティア証券」さんでお聞きした内容をまとめさせて頂きました。
感謝!!
(「フロンティア証券」http://www.frontier.mn/ )

【モンゴルの証券市場に関して】

・1992年、国営企業を民営化する流れとして、証券取引所が設立(国営企業は自動的に上場)された。

・現在、上場380社、うち、一日に取引されるのは20銘柄程度。流動性が課題。

・証券市場の規模は20億USドル。一日の平均出来高が30万USドル程度と、とても少ない。

・売買の50%はアメリカのヘッジファンド。25%が海外個人。25%がモンゴル個人。

・国内に機関投資家はいない → 市場が未成熟。

・発行株式のほとんどをオーナーが所有しているケースが多いため、株主に対する意識が低いのが現状。

・2011年、IPOは一件もなかった。

・IPOの新規公募規模は3〜10百万USドル。

・モンゴル国内の大手企業でも上場していないケースがある(モビコムやMCSなど)。

・フロンティア証券では、
APU(飲料事業)、ゴビカシミア(衣料品事業)などの株を日本の投資家へ紹介している。

・過去に上場していた2つの銀行が破たんした事例あり。
(現在でも法整備やコンプライアンスが課題)

・モンゴル企業の資金調達は、ほとんどが銀行からである。

・国内証券業者は約70社。うち、10社が投資銀行業務の免許を保有している。

・外国企業の中には、モンゴルで上場を行い、政府の支援を受けたいと考える企業もある。

・日興証券などが、日本向けにモンゴルファンドを組成中。
ただし、日本側の規制が厳しく、時間がかかりそう。

・香港やアメリカにはモンゴルファンドがある。

【今後の課題】

・情報不足(国営、民営に限らず、B/S、P/Lを開示しない企業も多い)

・将来的に、証券法、ファンド法などが整備される予定。


今日の写真はモンゴルの「証券取引所」です。

国会議事堂のあるスフバートル広場に面しています。

以前はピンク色の建物でなかなかおしゃれな雰囲気だったのですが、
今日行ったら普通の建物になっていました。

残念!!






投稿者 jss : 09:48

2012年3月26日

モンゴルの証券市場1

今日、モンゴル国内の証券会社から次のようなメールが送られてきました。

“There may still be political uncertainty in Mongolia before the elections but one thing is certain:
 if you’re thinking of buying a Mongolian investment opportunity, better consider doing it now while valuations are still cheap.
It is clear that after elections euphoria, investors and hot money will rush in into the country"

一言でいうと、

「6月に控える国政選挙の後には株価が上がるので、今のうちにモンゴルの株式投資を検討してみませんか?」

とのことです。

これを受けて投資するかどうかはさておき、
モンゴルの証券市場が整備されてきているのは確かです。
また、日本の証券業界がモンゴルに注目しているのも確かなようです。

先日モンゴル政府の国有資産管理委員会が主催したセミナーでは、
日本の野村證券や東京証券取引所が、
モンゴル国営企業に日本でIPOしてもらいたいとアピールしていました。

もちろん、欧米のライバルたちとの激しい競争に勝つ必要がありますが、、、。








投稿者 jss : 09:42

2012年3月22日

外国人は不動産を買えるのか?

モンゴルは石炭や金、銀、銅、モリブデンなどのレアアース鉱山の開発により、
今後数年間、GDPの年二桁成長が予想されています。

インフレ率も高く、2011年12月には11.1%の上昇を記録しました。
これからもインフレはさらに進んでいくと思います。

そんな中、国内外から注目されているのが、モンゴルの不動産投資です。

まだまだ国民の所得が低いモンゴルでは、
ウランバートル中心部の賃料もそれほど高くありません。

そのため家賃収入(インカムゲイン)はそれほど期待できません。

しかし、値上がり益(キャピタルゲイン)は大きく期待されています。

ここで気をつけることは、
モンゴルの不動産所有に関する制度です。

建物は、
外国人でも外国法人でも、誰でも所有可能です。

ただし、法整備が進んでいないため、
敷地権などの区分所有権に関しては矛盾もあります。

土地に関しては、
モンゴル国の憲法により、モンゴル人(個人)の所有に限り認められています。

また、都市の中心部や国家戦略的に重要な土地は国有地となっています。
そのため、ウランバートル中心部には、ほとんど私有地がありません。

簡単にモンゴルの土地制度についてまとめると、

土地権利の種類

 ・国有地
 ・私有地
 ・土地借地権:国から土地を長期で借りる。
 ・土地利用権:地主や借地権者から短期間土地を利用する目的で与えられる。

また都市部の場合、
1. 所有権:0.07haまではモンゴル人が住む目的で所有できる。

2. 借地権:モンゴル人(個人)、国内法人のみ。
   年数は60年や100年など。国への地代が発生。

3. 利用権:外国人(個人)や外国法人など、誰でもOK。
   期間は4年だが、延長も条件次第で可能。

不動産は登記されており、土地・建物それぞれに登記簿謄本があります。
日本と同じように、公図もあります。

謄本は法務省で閲覧できますが、関係者のみに限られています。


ウランバートル市内では、不動産投資の話が数多くあります。
しかし、間に入る仲介者が多く、所有者までたどり着かないことがほとんどです。

見分けるポイントとしては、

「登記簿謄本の原本を確認できるかどうか」。

原本は所有者しか持っていないため、信憑性を計る唯一の手段になっています。

魅力的なモンゴル不動産への投資ですが、
法整備や商慣習が整備されていないため、十分に確認したうえで判断する必要があると思います。




投稿者 jss : 09:59

 

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